Nature ハイライト

エピジェネティクス:RNAのm1A修飾

Nature 530, 7591

RNAのN6-メチルアデノシン(m6A)修飾は、トランスクリプトーム全体で広く存在することが認識されて以来、集中的に研究されてきた。今回C Heたちによる新たな研究で、異なるメッセンジャーRNA修飾、N1-メチルアデノシン(m1A)の重要性が全トランスクリプトームレベルで調べられた。修飾は動的であるが、カノニカルな転写開始部位あるいは選択的転写開始部位の周辺の構造領域に集中しており、その存在はより高度なタンパク質の発現と相関する。

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