Nature ハイライト
免疫学:重症疾患に対する有効性を高めたFc最適化抗SARS-CoV-2モノクローナル抗体
Nature 599, 7885
R YaminとA Jonesたちは今回、活性型Fcγ受容体に特異的に結合するように改変された、抗重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)モノクローナル抗体(mAb)の開発と特性解析について報告している。活性化型FcRとの結合がより強いmAbは、予防的投与と治療的投与のどちらでも、複数の前臨床モデルで疾患重症化に対する防御がより優れていることが明らかになった。
2021年11月18日号の Nature ハイライト
物性物理学:2つの物質の界面のフォノンの測定
航空宇宙工学:ヨウ素を推進剤にしたエンジン
無機化学:カリホルニウムの化学
気候科学:地表面温度パターンの持続性を変えると予測される気候変動
生理学:メラノコルチン3受容体が栄養の充足を思春期のタイミングと結び付ける
神経科学:宝の地図は眼窩前頭皮質にあり
微生物学:細菌相、胆汁酸、長寿
免疫学:重症疾患に対する有効性を高めたFc最適化抗SARS-CoV-2モノクローナル抗体
細胞生物学:プロテアソームの核への道のり
分子生物学:RNAを介するトランスポゾン挿入機構
構造生物学:未変性のグリシン受容体はどんな格好なのか