Nature ハイライト

材料:二段階プロセスによる太陽電池の大幅な性能向上

Nature 499, 7458

溶液プロセスにより作製可能で、有機無機ペロブスカイトを集光材料(色素)として用いる固体太陽電池は、原理的には、優れた電力変換効率を示し得る。しかし、通常の色素析出方法は制御できないので、性能はデバイスごとに大きく異なる。今回J Burschkaたちは、色素の形態変化を最小限にする二段階析出プロセスにより、再現性を大幅に向上させ、約15%という電力変換効率を実現したことを報告している。この電力変換効率は、同種類の太陽電池では新記録である。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度